【新唐人2016年12月05日】
中国のSNSアプリ微信(ウェイシン、英語:WeChat)は、国内ユーザーだけでなく海外の華人にも利用者が多くいます。ですがこのほど、同アプリ開発業者のテンセント(騰訊)がユーザーを厳しく検閲していることが分かりました。
カナダのトロント大学の「市民ラボ」は12月1日、微信が中国国内ユーザーと海外ユーザーに対して異なる検閲基準を設けており、中国の電話番号でアカウント登録したユーザーが国外に出て、電話番号を変えたとしても、厳しい検閲を受けるとの研究結果を発表しました。現在のところ、香港やアメリカなどの電話番号で登録したユーザーには検閲が行われていないといいます。
テンセントの検閲制度は「一APP二制度」というものです。
微信は3人以上のメッセージグループに対し厳しく検閲しており、海外ユーザーが送信したメッセージに「法輪功」や「民主運動」などの単語が含まれていると、受信側のスクリーンには表示されないようになっていると報告書は指摘しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/12/02/a1299840.html(中国語)
(翻訳/白白 ナレーター/根本 映像編集/李)